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フリーランスが再就職したらとんでもない会社だった ~その2~

入社した会社は小さな会社で業界については身バレ要素が多分に含まれているので触れないでおきます。

ここの会社は小さい会社で昔ながらの会社です。昭和の終わり頃に操業して1代で現在まで営業を続けています。この会社では私の上司(先輩)に当たる社内SEが一人いたんですが、話しをしてみるとどうやら辞めるとのことで私の仕事は引継ぎから始まったわけです。

社内サーバー、社員の端末情報、各種WEBサイト、WEBサービスの情報、などいきなり覚えることが大量で尚且つ資料なんてものはほとんど用意されてなくメモ書き程度が残っていただけでした。

今までは一人で管理されていたのですから自分が解れば良いというので手順書やちゃんとした資料がないことについては理解できます。

社内で開発したとある管理ツールはPHPで書かれてたんですがそれも一緒に作って行きながらシステムのことについても覚えて行ってくれとそんな感じでスタートしていったわけです。
小さい会社なのでIT系、WEB系の社員も他の事務員と同じ並びで座り電話対応や来客対応もします。事務対応だってします。
電話がバンバンなるのでとてもじゃないけど制作に集中できる環境ではありませんでしたがあくまで扱いは事務員だったんですね。

それとこれは割とすぐに違和感を感じたんですがここの社長は物凄く口が悪いです。「バカ野郎!」とか「ふざけんじゃねー!なめてんのか?」みたいな怒号は日常的に聞こえてきます。
特に営業部への叱責はすさまじく毎朝の朝礼で長い時は30分くらいジョウゼツに語り社員のケツを叩きまくります。

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曲がりなりにも私も自分で仕事を受けたりしてやってきていたので商材を売り仕事を取り利益を生み出していくことについてはこの怒鳴る社長のいう事も言いたいことは良くわかるし数十年経営者をしている先輩の言葉なので勉強になることも多々ありましたが、周りを見渡すとなんだか誰も聞き流してるようにしか見えなくて、私から見ても解るということは話してる本人はもっと感じているだろうなと思っていたらどんどんボルテージが上がっていき最終的に「お前らはバカなんだから俺の言ったことをスグにやれ」と言い放つ始末です。

言いたい気持ちはわかりますけど、それを言い放ったらアカンでしょって思いつつ小さい会社ってどこもこういう感じなのかな・・・なんて見てました。

良くアメとムチって表現があるけどここの社長はムチしかないのでビシビシ叩きまくります。それは人がいようとも相手が役職者であっても女性であっても同じように激高します。

そして後から他の人に「言い過ぎたかもしれない」と漏らしていたり恐らくそんな自分に嫌悪感か何かを感じていたこともあるようです。説教の後、最後にちょっとだけフォローしてみたりするときもあるんですが、客観的に感じたのは散々いたぶって最後に優しくするDV野郎みたいな感じを受けました。

良く言えば不器用で真っすぐで裏表がない人なんですが、端から見ていてこれをすっとやり続けられたら社員は委縮するだろうなと感じてみんなが聞き流す様が腑に落ちた感じがしました。

ちなみに入社したての私は怒鳴られることはなかったんですがそれも後に変わります。

 

 

続く